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広島修習(7)ーお好み焼篇その1

 こんばんは。管理人です。

 広島といえばお好み焼きということで,2回に分けてお好み焼きのお店を紹介したいと思います。とりあえず,ここで紹介したお好み焼き屋なら外れではないと自負しておりますので,ぜひ修習期間中に行ってみてください。とはいえ,私は基本的に自炊派で,弁護修習もご飯は勝手にという感じだったので,かなり漏れはあります。挙げてない店もかなりあるので,各自開拓していただければと思います。

1 総論

 広島のお好み焼きは,ごちゃ混ぜにしないのが特徴です。生地は生地で焼き,その上にキャベツともやし,豚肉を載せ,ひっくり返して蒸し焼きにしつつ,別にそば又はうどんを鉄板で焼いておき,焼いたところにキャベツ等を載せます。最後に卵を伸ばして焼き,生地と逆サイド側に入れて,ひっくり返し,ソースを塗るといったところでしょうか(マヨネーズはデフォルトでないのも特徴ですね)。基本形はこんな感じですが,店によっていろいろ個性が出てきます。飽きが来ないのが広島のお好み焼きです。

 こういうお好み焼きを家でやろうと思うと,2口コンロでフライパン2つ用意して相当頑張るか,大きめのホットプレートでも持っていないとまず無理なので,基本的に店で食べることになるかと思います。

2 みっちゃん総本店

みっちゃん

 まずはここからというか,有名店のみっちゃんです。発祥を称するだけあり,広島のお好み焼きのスタンダードといった感じがあります。困ったらここを紹介しておけば外すことはないでしょう。

 食べた感想としては,普通においしいです。ですが,知名度がありすぎてかなり行列します。そして,スタンダード感があり,そこまで行列していくかといわれるとそうでもないお店だと思います。さしあたり,広島のお好み焼がどんなものか試したい,初めて食べるという方は,外さないという意味でここに行ってみてもいいのでは。

3 よっちゃん

よっちゃん よっちゃん

よっちゃん

 紙屋町の地下で知る人ぞ知る感でやっているお店です。鉄板フル回転でジュージュー焼いています。生地は控えめでそばが対照的に引き立っているお好み焼きです。また,昔ながらのお好み焼き感があり,リーズナブルでもあります。紙屋町近辺のサラリーマンが昼に大挙してやってくるようです。

 こちらも普通においしいお店で,ランチタイムに満席にはなっています。鉄板は相当豪運でないととれないので,基本お皿で食べると思いましょう。なお,私が修習していた時には,紙屋町で昼間しかやっていないので,修習がある平日にはなかなか行けない(弁護修習で事務所の位置によっては行けるかもしれたいというくらい)というのが難点です。

4 麗ちゃん

麗ちゃん 麗ちゃん

麗ちゃん

 広島駅の新幹線口下にあるお店です。何も言わないとお好み焼きを2つ折りにたたんで提供されるというのが個性的です。折りたたまれているのと焼きそばが少し太麺なのもあって,広島の生地が薄いお好み焼きにしてはもちもち感が楽しめるように思います。ソースはカープソースと特製辛口カープソースがあり,途中で足してみると味の変化も楽しめます。

 こちらも有名店らしく,味は確かです。普通に折らずに出してほしいということであれば,最初に注文するのがポイントのようです。広島駅なので,修習がある日にはまず行けませんが,少しお出かけする感じで行ってみてもよいでしょう。

5 電光石火

電光石火 電光石火

電光石火

 東京にも支店を出している人気店で,本店が広島駅近くの駅前ひろばにあります。看板メニューの「電光石火」は,写真のとおり,キャベツを山にして,卵も2つ使い,オムレツのような厚みのあるお好み焼きです。他では食べられない特徴あるお好み焼きです。

 他の修習生が何人か,電光石火がお勧めといっていたのでちょいとお出かけ気分で行ってみたのですが,勧められただけあり,おいしいお店です。見た感じ厚く,普通のお好み焼きに慣れているとどうなっているのかと最初は思いますが,食べてみたらうまく熱が通っていて,卵もたっぷり使っているだけあり,充実感が高いです。ソースのバランスまで計算しつくされていて,さすが複数の修習生が勧めるレベルの人気店だと感じさせられました。広島駅方面まで出かける価値は十分ありますし,せっかくなので看板メニューを注文することをお勧めします。