日記>うなぎの蒲焼(?)

うなぎの蒲焼(?)

 こんばんは。管理人です。

 今日は土用丑の日ですね。土用丑の日といったらうな重ですね。

 というわけで本日の食事は,こちらー!

うな次郎

 ごはんにうなぎの蒲焼を載せてぱちり…というわけではありませんでした()。今回買ってみたのは,前にフォロワーさんがおいしいと言っていた「うな次郎」という商品です。結構本物のうなぎに似ているというので,偶然スーパーで見つけたのを機に購入することに。

 買ってみて,見た目は似ているんだけれど,原材料見る限り魚のすり身の練り物だからあまり期待できないかなと思っていました。それでも物は試しにとごはんに乗せて食べてみることに。

 食べてみるとびっくり,かなり本物のうなぎに近づけてあります。身のほろほろ観がよくここまでできたなあと技術力に感心するばかりです。皮の部分も焼き目がつけて合って,さすがに本物の弾力感はないですが,かなり頑張ったという感じがして,偽物だからと不満に思うことはありませんでした。

食べ終わってから相当おいしくできていたので気になって,特許公報を検索してみたところ,しっかり登録されているようです(特開昭52-143247)。詳しくは明細書を見ていただきたいのですが,レンコンを加えておくというのはなかなか面白いアイデアですね。

 ただ,タレがないとやはり風味に練り物感が感じられるのと,山椒を本物のうなぎのようにかけるとピリピリしすぎる気はしました。商品の改善案としては,1.付属の蒲焼のタレを増量する,2.うな次郎の油分を増す(何か魚系の脂でちょうどよいのがないでしょうか?)といったところでしょうか。

 水圏生命科学専攻とかでうなぎの生態系に関する研究は進んでいるらしいですが,浪費し続けるとうなぎが絶滅してしまう情勢のようです。販売規制は難しいにしても,注文制にするとかうなぎが無駄にならないような方法はないかなあと思うことも多くあります。とはいえ,うなぎの消費量を抑えるのが資源量回復には適しているでしょうから,消費者としては,さしあたりこういう優れた代替品を応援していくというのが,当面の姿勢として望ましいのではないでしょうか。